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国際特許事務所の特許出願とは

国際特許事務所の特許出願とは何か?

特許出願に必要な書類(図面)

特許出願をする際に明細書、特許請求の範囲のほかに添付するべき大切な書類があります。特許を取りたい案件の図面です。特許を取りたい発明が図面に表わして説明できない場合以外、図面を添付して、発明の内容が誰にでも伝わる様に理解しやすいようにしたほうがよいようです。ほとんどの特許出願には図面が添付されるそうです。特許庁のホームページによると、A4判のトレーシングペーパーや白上質紙に黒色で鮮明に、また簡単に消すことができないように描かなければならないそうです。色を塗ってもいけないとのことでした。線の種類や太さを使い分けて図面を描く必要もあるようです。たとえば二点鎖線は想像線?とか。中心線は基本的に引いちゃいけないようです、驚きました。

発明の大事な部分にポイントをおいて図面は作成するようです。メリハリが必要なようですね。結晶の構造など細かい部分には写真が図面として採用されることもあるとのこと。確かに細かい構造を図面に描いて表わすのは難しそうですね。図面で描く対象には符号を付けて明細書で説明しやすくするそうです。そういえば「発明の詳細な説明」に「符号の説明」という項目がありました。あと図面は製図法を用いて書かなければならないんですって。

製図法って難しい?というか正確にどういう方法なのかイマイチわからないのですが、特許出願の公報というものをいくつかチェックしてみたところ、そんなに本格的には描かれてはいない図面もあるようです。図面作製は、特許出願の発明を表現するキモであると思います。これが特許庁の審査官などに伝わらなければ、せっかくの発明も台無しになってしまいますよね。弁理士さんに相談したり指導を受けながら、形を作っていきたいと思います。

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